今日、菅政権は、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象地域を拡大するとともに、その期限を9月12日まで延長することを決定しました。
現在の全国的な感染の急増に対して何がしかの手を打たなければならないのはもちろんです。
しかし今日の菅総理の記者会見を聞いていても、9月12日までに緊急事態宣言等が解除できるように、本当になるのか、どうやったらそうなるのか、得心のいくような説明は全くありませんでした。
あくまでも従来型の対応の繰り返し。
解除の条件として、医療提供体制を挙げたのは目を引きましたが、もしそうであれば、具体策として、どうして野戦病院のようなものを作ってでも入院キャパシティーを増やすようなことがなぜ打ち出せないのか。
今、必要なのは具体策です。