今日は、知り合いの方々で初盆を迎えられるところを中心に挨拶まわり。
夕刻には、脊振の「わんぱく公園」で行われた夏祭りを訪れて、子どもたちによる「うなぎすくい」を応援。(写真)
また夜には、嘉瀬川端で行われた精霊流し、そして花火大会に足を運びました。
昨日のブログにも書きましたが、終戦記念日の今日、小泉総理は靖国神社への参拝を行いました。
総理の靖国神社参拝についての私の考え方は、昨日書いたとおりです。
小泉総理は、今回の参拝が公的なものか私的なものかについて、「総理大臣である人間・小泉純一郎が参拝している。職務として参拝しているものではない」として、私的なものとの考えを述べたと報道されています。
しかし、このような理屈は通用するのでしょうか。一国の総理はあくまでも総理であり、そのひとつひとつの行動には、総理として特別に重い責任があると言わざるをえないのではないでしょうか。「これは私的な行為だからこうだ、これは公的な行為だからこうだ」と都合よく使い分けができるとは思えません。
例えば、高校球児らのスポーツ選手が、何がしかの問題を起こしたときに、チーム全体が試合に出られれなくなるなどの「厳罰」が下されることがよくあります。しかし、そんなときに、選手たちが、「いやこれは選手としてではなく、私的な行為だから厳罰はやめてくれ」と言い出したら、我々大人は何と言うでしょうか。「へ理屈を言うな」と言うのではないでしょうか。
小泉総理の言っていることは、よくよく考えてみると、このような「へ理屈」と同じなのではないでしょうか。それを一国の総理が、恥ずかしげもなく述べたてている。こんな国で、本当に健全な教育はできるのでしょうか。暗澹たる気持ちになります。
ウソやごまかし、言い逃れ。今の政治には、我々大人が子どもたちには絶対に見せてはいけない行為に満ちています。本当にこんなことでいいのか。強い憤りを憶えます。何としても、日本の政治の、このような恥ずかしい側面は撲滅していかなければなりません。
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