今日は、早朝から、佐賀県知事をはじめとした佐賀県庁の方々と県選出国会議員との意見交換会が開催され、県が抱える課題などについて説明を受け、意見交換しました。(写真)
その終了後、国会に急行し、教育基本法特別委員会に答弁者として出席。
昼には打ち合わせなどをはさみながら、午後、衆議院本会議に出席したあと、夕刻まで事務所において執務。
夜は佐賀県から上京していらっしゃった支援者の方々が今日国会見学に来てくださったので、皆さんと一緒に夕食。
この皆さん、今日は衆議院本会議を傍聴していただきました。夜にいろいろお話していて傍聴の際のことについて話しが至った際、皆さんから、「本会議で国会議員が会議中にうろついたり、おしゃべしりして議論を聞いていなかったりして、ありゃおかしかね。子どもたちも傍聴に来とったけど、なんやこれと思ったうやろうね」との意見あり。
確かに私が見ていても本会議の最中に席を立ったり、雑談をしたり、新聞記事を読んでいたり、あるいは欠席していたりしている議員が多いことは事実。国の法律を決定する本会議の場がこうであることは大変問題です。そういう意味では、我が党の小沢党首も出席状況が芳しくないのは大問題。
思うのは、この発言にあったように、この状況が子どもたちに与える影響です。国会の傍聴をしている子どもたちの人数は限られていても、これを見た子どもたちは何と思うでしょうか。教育的な観点からよいこととはとても思われません。
先日、未履修問題が発覚した高校の生徒がインタビューされていて、「大人もウソをついたら怒れれるんだなということがわかりました」と述べているところを見ました。
大人のやっていることを見て子どもたちは育っていきます。その大人の行動が子どもたちに見せられるものでなかったとしたらどうでしょう。今教育基本法改正の議論をしていますが、本当の教育とは大人が正しい手本を見せるところにあるのではないでしょうか。
教育基本法改正に関して、政府が開催したタウンミーティングにおいて、内閣府がある参加者に対して、教育基本法改正に賛成する方向で質問をするよう、「やらせ」を指導、要請していたことが、国会審議の中で明らかになりました。
教育についての法律を議論する前に、我々大人がその日々の生き方の中で、本当に子どもたちの手本となれているか、見直してみることが必要かもしれません。
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