今日も、朝から政権政策のとりまとめ一色の一日。朝一番で、松本政調会長と打ち合わせを行い、今日午後の政権政策委員会の運びを議論。
その後、事務所で、厚生労働省の方に難病支援の関係でのレクを受け、また記者の方の取材を受けたあと、昼時に再び政調会長と打ち合わせ。
午後1時から政権政策委員会を開催して、小沢代表も参加のもと、今日は主に年金問題について、これまでやや議論が錯綜していたこともあって、小沢代表が記者会見を開いて、年金改革案についての考え方を明らかにするという方向で議論。
その結果、年金改革案の仕組みとしては、これまで民主党で積み上げてきた年金一元化案と概ね同様の仕組みとすることで、太宗の意見の一致が得られました。一方、同じく問題となっている年金の財源問題については、全額消費税をあてることとしつつ、消費税率を上げるか否かはよく議論しよう、ということになりました。
その線で、小沢代表が午後3時から記者会見を行った後、先週に引き続いて、全議員の討論を開催。(写真)
年金改革案の仕組みについては、概ねの支持があったと思いますが、財源論については、「消費税率を上げないこととするのであれば、財源をどうするのか、財政改革をどのようにしていくのか、明らかにしていく必要がある」という趣旨の指摘を多く受けました。これはまさにもっともな指摘ですが、私自身はやはり、財源、また財政改革の要素は、徹底したムダ使いへの切り込みに尽きると思っています。すなわち、今回の政権政策では、民主党として、「年金の給付レベルはしっかり維持していく」ということを優先課題として、そのためにはムダ使い徹底して削っていくという政治的意志を明らかにしたことに意味があると思っています。
年金問題は一歩前進というところですが、年金以外の部分についても今日も多くの意見が出されました。これを受けて、15日金曜日の目標に向けて、今後どのように調整を図っていくか、非常に難しい領域に入ってきました。
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