「仕事は段取りが決め手」 いつも私はそう考えています。
先のブログにも書きましたが、より詳しく再論。新政権を発足させたあと、まずは12月末までの予算編成の段取りが大きな鍵を握ります。日程は大変タイトです。
まずは、既に出てきている予算要求をどうするか。麻生政権で示された概算要求基準に沿って出されたこの予算要求。新政権になるわけですから、概算要求基準そのものを見直す方向が言われており、そうなると思います。
新しい要求基準をいつ示すのか?年内編成を考えれば、9月末までには示された方がよいでしょう。しかも新しい要求基準の「詳しさ」も重要な論点。前政権下での概算要求基準と同じくらい詳しい要求基準を作るとすると、それに沿って全予算項目を同じく詳しく見直して予算要求を出しなおすことになるでしょうから、それは大変な時間がかかることになります。ですから新しく出す要求基準は、大枠の方向性を示すことになるのかなと思われます。
予算要求基準というのは、「要求の基準」ではありますが、実は、12月末までに編成される最終的な予算案の形をほぼ見越した上でのものになります。ですから、9月末までに予算要求基準を決定するということは、12月末の政府予算案のあらかたの形をその段階で意思決定するということになります。
さて、日程を逆算してみましょう。来週16日に組閣が行われたとして、それから予算の仕事に関与する財務省の陣容を定めます。また新政権において予算の方向性を大きく決定することになる「国家戦略局(室)」についても、16日に担当大臣が決まり、それから組織の陣容を決めます。
そうこうしているうちに、9月末まではあと一週間(長期連休含め)。この一週間で来年度予算案の方向性を決めることになります。このように見てみると本当にタイトな日程。
ただもちろん、白地から考えるということではなくて、マニフェストに来年度から行っていくと示されたものを大きな目玉として盛り込んでいくという作業ですから、基本ラインは既にあります。
もちろん、それと並行して補正予算のどれを見直し、どれを継続するかも極めて早急に確定していかなければなりません。
「段取り」が鍵です。

