昨日、佐賀から上京する前に、有明海沿岸を佐賀市から小城市、白石町、鹿島市、太良町へと視察してまわりました。
年末から赤潮の被害が発生してきていて、冷凍海苔の生育に大きな脅威となってきているからです。この数年間毎年この時期に発生する赤潮。諫早湾干拓からの排水との連関性も指摘されています。沿岸の海苔漁業をはじめとする漁業を大きく脅かします。
海の様子を見ながら、沿岸の漁業関係者や漁協の方々と意見交換をしてまわりました。何とか、プランクトンの勢いが一日も早く弱まって欲しいという皆さんの祈るような思いがひしひしと伝わってきます。
昨日行われた検査の結果を受けて、肥料をまくという措置をとるというニュースが飛び込んできました。プランクトンの勢いが強まっているときは肥料をまくことは適当ではありません。逆効果にすらなります。肥料をまくことになったということは、よい方向です。
状況によっては、国としてもすぐ動けるように、私も準備をしておかなければなりません。