菅内閣の支持率にも示されているように、菅総理の仕事振りについて、厳しい声が上がっていることについては、わが党はもちろん、当の菅総理自身も真摯に受け止めるべきことと思います。
しかし、そうは言っても、「菅総理は退陣すべきだ」と、三権の長の一人たる西岡参議院議長が、ここまで明らかに述べることは私は不適切だと思います。
国会の議長という立場は、議会内において党派を超えた公正中立な立場から、円満に議事進行ができるように最善を尽くすのがその役割。
そのような立場にいながら、今の政局において、ある意味もっとも政局的な話題について、一方のスタンスを明確に発言することは、いかがなものかと私は思います。