社会保障と税の抜本改革について、明日政府与党社会保障改革本部を開催し、素案を決定します。
これを経て野党の皆さんに、協議をお願いしていくわけです。難しい道のりですが頑張っていかなければなりません。
もうひとつ、担当の政務官として非常に腐心しているのが、今回の素案の内容・意味を国民の皆さんにしっかり伝えていくこと。
消費税の問題が前面に報道されていますが、今回の社会保障と税一体改革素案は、その前提として、①社会保障を今後3兆円弱の規模で強化していく、②これを行っていく前には、国会議員の定数削減、国家公務員人件費削減などの身を切る取組みが大前提、③デフレ脱却を含め経済状況を好転させていくことが大前提、といったポイントがあります。
「なぜ今消費税?」という質問をぶつけられた際にも、これらの点をしっかり説明していけば、「そうだよ、そういう前提が大切なんだよ」と、実は同じようなポイントで引っかかっていらっしゃるということも往々にしてあります。
与野党協議をしっかり運んでいくためにも、国民の皆さんに、全力を尽くしてその内容を説明していくことが大きな鍵であることは間違いありません。