今日、総理官邸で、官房長官、国家戦略大臣を長とする、「成長ファイナンス推進会議」が開催されました。
経済成長を促す金融(ファイナンス)のあり方について、年央に向けて、検討が進みます。具体論は、私自身が中心となって、政務官レベルの会合でまとめていくことになります。
さてその議論の中で、「休眠預金」の活用が挙げられました。
休眠預金とは、大雑把に言うと、10年以上権利行使されていない銀行の預金のこと。これを有効な用途に活用できないかという論点です。
ただし、明確にしておかなければならないのは、勝手に預金者の預金を使うということでは決してないこと。「休眠預金」はあくまでももともとの預金者のものであって、常に預金者からの求めがあれば、払い出しをするということです。
こういった点を明らかにしながら、法的な課題を含め、どのような論点があるのか、さらに検討を深めていきたいと思います。