今日、予算委員会質疑に質問者として立ちました。今日目指したことは２点。
まずひとつは、ＴＰＰ交渉について、政府が国民に対していかに情報を開示しない、「知らしむべからず」の態度で臨んでいるかをあぶりだすこと。いわゆる政権の体質についての指摘です。
政府は「秘密保持合意」があるから何も言えませんという態度。しかも何が秘密なのか、ということについてすら何も言えないという態度です。ところが、他の国はどのような秘密保持合意になっているか、ホームページ上などでちゃんと説明しています。こんなそもそものところから、情報を出そうとしない態度を明らかにしたかったわけです。
もうひとつが、自民党の公約違反の問題。「農産品の重要５品目の聖域は守る」とあちこちで言いながら、重要５品目５８６品目について、自民党として精査していくという、今のスタンスに農家はびっくりしています。党としての約束は何だったのか。安倍総理は、選挙公約と、自民党政策集は異なるものなんだ、という論理で説明しようとしていましたが、皆さん、選挙公約、自民党政策集あわせて述べられてきたものが約束なんだと思っています。安倍総理の答弁は極めて「言い逃れ」的。
これらを踏まえＴＰＰについての、予算委員会集中審議を求めました。さて情報開示に極めて後ろ向きな今の政府与党は、これを受けるでしょうか………
