新型コロナウイルスが国内でも拡大の一途です。
政府は、新型コロナウイルスを感染症法上の「指定感染症」に指定するという閣議決定を一昨日行いました。
指定感染症と位置付けることで、政府が一定の強制措置を取れることとなりますが、いくつかの問題も明らかになってきています。
ひとつはこの閣議決定が効果を発揮するまでには時間がかかって、実際には2月7日からしか効果を発揮しないということ。
もうひとつは、感染が確認された場合には一定の強制措置ができるのですが、例えば武漢から帰ってきたばかりの人でも感染していなければそれができない点です。発症していなくて、「私は大丈夫」と言われると、何もできません。
このような問題点があることも明らかになりました。これを乗り越えるにはもしかしたら新規立法も必要になるかもしれません。
迅速に、何をなすべきか、国会もしっかり対応していきたいと思います。