石破茂氏は、新総理となった時には、急ぎ衆院解散して、10月27日投開票日の選挙となる方向性が見えてきました。
石破氏は総裁選の際には、小泉進次郎氏が急ぎ解散総選挙で信を問うと言っていたのに対して、その前に国民の皆さんに判断材料を提供すべき、そのためには予算委員会質疑が必要との考え方を示していました。
しかしその後、石破氏の姿勢は変わってしまいました。
10月27日選挙となると、予算委員会を開く時間はありません。党首討論を開くという説もあります。しかし予算委員会が通常、衆参で4日間という質疑時間であるのに対して、党首討論は全体で1時間未満。レベルが全く異なります。議論は深まりません。国民の皆さんに判断材料を提供するには至りません。
なぜ石破氏は解散総選挙をそんなに急ぐのか。裏金問題を隠すためです。総裁選で国民の関心をそらして、その熱が冷めやらぬうちに選挙を、ということです。自民党の常套手段です。
今回の選挙は「裏金選挙」です。裏金問題をうやむやにしてはならない。そのことを、党を挙げて訴えていきます。