今日、日本銀行の政策決定会合に出席してきました。月に一度の会合。その時々の金融政策について話し合います。私は、政府側からの代表として、副大臣と役割分担しながら参加しています。
その会議の模様は、一定のルールに基づいて公表されることになります。
この会議においては、政府側の私からも発言をする機会がありますが、これがなかなか神経を使う仕事。
デフレ脱却を含む経済政策は、今喫緊の課題。当然毎月のこの会合の決定内容も非常に重要なものになります。日本銀行は政府から独立して意思決定を行うことになっていますので、政府側からは発言をするということにとどまりますが、それでも意味を持つ発言になりますので、重要なものです。
毎回、その時々の経済情勢、政府としての経済運営のあり方などを踏まえながら、原稿に推敲に推敲を重ね、事前に発言内容を検討します。
当然大臣とも十分相談して発言内容を固めるわけですが、実際の会議の場面においては、会議の流れに応じて当意即妙に発言しなければならない局面もあり、判断を迫られることもあります。
毎月、早朝から昼過ぎまでみっちり議論する「濃い」会議であり、歯ごたえのある会議です。
さらに、今日は、その会議の前後でも、九州地方を中心とした豪雨のニュースが次から次へと入ってきました。「経験したことがない」と住民の方々が口にするような圧倒的な豪雨に、多くの被害者が出ています。大分県選出の吉良議員とも言葉を交わしましたが、国会にいながらも現地の被害に気が気でない様子。まだまだ豪雨は続くようでもあり、今後も注視が必要です。