エクアドルのグアヤキルにおいて、日本人新婚夫妻がタクシーで強盗に遭うという痛ましい事件。記事を読むたびに胸が痛みます。
私も海外のあちこちに住みましたので、治安に対するこのような事件が大変気にかかります。
私が海外に住んで経験して驚いたのは、治安のよい地域、悪い地域はすぐ隣り合わせですらありうること。一本の通りを隔てて左側は良いけれど、右側は悪いということも多々あります。
また、タクシーでもこのタクシーは大丈夫だけれど、これは絶対ダメとか。また地下鉄やバスの路線でも、この路線は安全だけれどこの路線は避けるべきとか、このように、ちょっとした違いで危険に遭遇しかねないということ。これは実際に経験しての驚きでした。
今回の事件の事実関係がどのようなものはまだよくわかっていませんが、亡くなられた男性の冥福をお祈りしつつ、また怪我をされた女性の回復を願いつつ、海外での渡航情報も含め、政府としてよりよく対応できる途はないのか、考える契機としていかなければならないと思います。