政府は秋の国会に地方創生のための基本法を出す予定と言われています。秋の国会は「地方創生国会」と位置付けていますから、そのような法案を出すということでしょう。
しかし、私の持論ですが、真に効果のある地方創生策は、抜本的な地域主権に尽きます。予算、規制の権限を抜本的に地方に移譲すること、それによって中央集権的な統治機構自体を変えていくことです。
しかし、今言われている地方創生基本法案は、地方創生の理念を定めたり、基本方針を作ることを定めたり……とか。典型的な基本法。それで具体的に事が進むわけではありません。
これが本当に秋の国会の最重要法案として出てくるのか。目が離せません。