政府は今日、障害者雇用の水増し問題について、これまで中央省庁で約6900人の障害者雇用があるとされていたところ、実際にはそのうち3460人が不適切な算入、すなわち「水増し」であったことが明らかにしました。
法律を所管し、制度を実施する側の中央省庁でこのようなことが行われていたということは大きな問題です。なぜこのようなことになったのか、国会でもしっかり検証していく必要があります。しかし与党側は、野党側からの国会での議論の要請に対して極めて後ろ向き。
この問題に関して後ろ向きなのは安倍総理自身もしかり。何と、今日の本件に関する関係閣僚会議は、菅官房長官まかせで安倍総理は出席していない!
自民党総裁選がらみでは、あちこちの地方に行って支持拡大のためには頑張るが 、障害者雇用の問題は二の次ということでしょうか。優先順位が全く間違っています。