岸田総理は9月13日に党役員新人事と内閣改造を行うということです。
日程が決まりました。麻生副総理や茂木幹事長の留任といった報道が出ています。さて全体像はどうなるか。
しかし、その全体像がどうなるにせよ、それを受けてこの秋に、岸田総理が衆院解散総選挙に打って出る可能性に備えなければならないと思っています。
麻生氏や茂木氏を留任させることは、来年9月の自民党総裁選に向けて、選挙より安定を重視した人事だと見る向きもあります。しかし、それでも岸田総理が解散カードを手放すことはあり得ないと思います。麻生氏、茂木氏との関係でも、解散カードはしっかり握っているでしょう。
何より、今、人事、内閣改造を行おうとしていること自体が、政権浮揚を常に狙っている、つまり解散総選挙を打てる環境を整えようとしていると言わざるを得ません。