理念なき医療制度改革

　今日は、午前中、党の財政改革チームの会合を開催して、今後の我が党としての財政再建についての基本的考え方について、ブレインストーミング。

　午後は、衆議院本会議され、昨日厚生労働委員会で与党側が強行採決した医療制度改革法案が採決にかけられました。我が党を含む野党側は、当然昨日の強行採決の取り消しも含め強く抗議しましたが、結局採決は与党の賛成多数で通過。採決にあたり、我々は当然反対討論を行って反対の態度を明確に示したのですが、何と与党側は賛成討論もせず、採決の際に起立するのみ。法案に賛成する説得的な理由も言えないということか！！！

　午後は再び、財政改革チームを開催し、今度は、地方分権の観点からの財政再建のあり方について議論。

　その後夕刻は、一昨日に続いて、教育基本法改正案についての我が党案の詳細について、法制局の方々も交え議論。（最近同じような写真ばかりですみません）

　明日金曜日は衆議院本会議は開催されず、私の担当委員会も開催されない見込みであることから、福岡空港行きの最終便に飛び乗って佐賀へ。

　ところで、今日の昼ごろ、国会対策関係の先輩議員が近づいてこられて、「大串さん、あなたは予算委員会と行政改革特別委員会でしたよね。これから総務委員会にも所属して担当してもらえませんか」とのお尋ね。

　これに対しては、「教育基本法改正案の対案提出者としても働いているんですが・・・・」と説明して、申し訳ないのですがお断りさせていただきました。仕事をさせていただくのはありがたいのですが、正直申し上げて今担当している仕事だけでもアップアップの状態。

　でもあちらこちらから、全く整理されない状態で仕事が降ってくるこの党のあり方も問題なのでは？？？