今日は、早朝の便で東京へ。
お昼を記者の方とともにしたあと、午後は党の会合に出席。ひとつは、厚生労働部門会議(写真)。障害者自立支援法の施行後、障がい者の方々の生活がどんなに厳しくなってきているか、障がい者団体の方々がアンケート調査を行っていらっしゃったので、それをもとに議論。
もうひとつは総務部門・財政改革チーム合同会議。民主党が掲げる抜本的な地方分権の制度を支える、「地方が自前のおカネを持つ」仕組みについて議論を行いました。
その後、夕刻から夜にかけては立て続けに記者の方々との意見交換。
ところで、今日の障害者自立支援法についての厚生労働部門会議では、障がい者団体の方々から、予想通り、自立支援法の施行に伴って、障がい者の方々が、施設に通えばそれだけ出費もかさむことから、施設に行くことをあきらめる例が多く、障がい者の方々の自立をむしろ妨げる結果となっている実態や、また、自立支援法の施行で多くの障がい者の方々、家族の方々が将来に関して大変不安に思っていらっしゃる実態が報告されました。
この会議で、私からは、佐賀の障がい者の方々の実態を見てきたことを踏まえて、「3年後に予定されている、法律の見直しまで待っている余裕はない。我々としてできるだけ早く法律の内容を変えていけるように運動していくべき」と主張。
会議では、議長役の議員が、「大串さんの言うとおり、この秋の国会で、障害者自立支援法にどう取り組んでいくか考えていこう」と発言。
この議長役の議員は、会議が終わってから、さらに私に対して「大串さんが言ってくれたことはよかった。今日障がい者団体の方々からアンケート結果の報告をいただいたのは、『3年も待てない』というメッセージを出すためでしたから」と言っていました。いい動きです。
しかし若干気になるのは、会議全体としては、「自立支援法の見直しを考えていこう」という意見があまり出なかったこと。
今の時期、各議員とも地元を丁寧にまわっていく中で、必ず障がい者の方々の苦しみの声に行き当たっているはずなのに、おかしいな~。もうちょっと党内での運動も必要のようです。
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