今日は、昨晩急遽決まったのですが、党災害対策本部長の高木義明代議士(党副代表)が佐賀入りして、台風被災地の現地視察が行われました。
午前中に事務所で、具体的な視察先の調整を行って、午後から視察開始。
まず訪れたのは、台風前日の16日に土石流が集落を襲った相知町の田頭地区。集中豪雨の中、一瞬のうちに襲ってきた土石流の爪あとが生々しく残っています。家屋や道路のあちこちで被害の出ている中、人的被害が出なかったのは奇跡的と言えます。今回土石流の生じた田頭地区のような地形の場所はいたるところにあります。日ごろからの災害対策の重要性を改めて感じさせられました。
その後夕刻には久保田町江戸地区に移動。南風に煽られて潮風が田畑に吹き込み、深刻な塩害被害が出ている農村地帯を視察させていただきました。(写真)
田畑に近く目をやってみると、塩害のために、大豆の葉っぱはすっかり変色し枯れてしまっています。また、米は特にもち米に被害が大きく、白くなってしまっていてこれも枯れきっています。
「収穫する楽しみのなくなったよ」 知り合いの農家の方が力なくつぶやかれます。
状況をつぶさに見た高木本部長も「聞いていた以上の被害ですね」と、深刻な顔つきです。
今日見せていただいた状況をもとに、これから災害対策・復旧の面で、国等への働きかけをしっかり行っていかなければなりません。
今日は、自民党総裁選の日。当初の予想通り、安倍新総裁が決定しました。いよいよ来週からの国会では、来年の参議院選挙をにらみながら、小沢VS安倍の対決が始まります。
新総裁決定の報道に沸き立つ中で、我々としては今日のような現場を大事にした、地道な活動を通じて国民の皆さんの信を得ていかなければなりません。
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