昨晩の夜の便で佐賀に戻り、今日は朝から佐賀での活動。
まずは、早朝、中学生のソフトテニス大会に足を運びました。実は私も中学生時代は、ソフトテニスの選手。県大会では3位までいったのですよ!!
ソフトテニスのOBということで、今日の選手の皆さんに激励のご挨拶(写真)。
その後、佐賀西高の創立130周年記念式典に参加したあと、佐賀市内での挨拶まわり。さらに午後には再度、今度は佐賀西高創立130周年記念祝賀会に参加したあと、九州地区母子寡婦福祉研修大会の開会式に参加して皆さんにご挨拶。
夕刻は、党県連で会議を行った後、夜は吉野ヶ里町で若手PTAの方々と懇談。
ところで、数日前に、前佐賀市長だった木下敏之さんから、彼が最近上梓した、「日本を二流IT国会にしないための十四カ条」という本が届きました。
木下さんは昨年秋の佐賀市長選で敗れたあと、自分自身のシンクタンクを立ち上げ、またある民間研究所の客員研究員などをされながら、かつて若手改革派市長として佐賀市でいろいろな改革を成し遂げた経験を元に、全国を講演して飛び回っていらっしゃいます。
木下氏が行ったさまざまな改革の中で、ITによる自治体の行政改革は特に有名です。彼は、佐賀市における電子政府化を進める中で、国内の大規模IT企業にとらわれすぎた悪弊を排し、韓国の技術を導入することによって飛躍的な効率化を進めました。上記の本は、そのときの経験を克明に記したものです。
彼が行った改革はもちろんこれにとどまらず多岐にわたるのですが、昨年の選挙においては、「改革の進め方が独断的すぎる」などといった批判の声が役所の内部からもあがり、結果として敗れました。
私は今でも、木下氏が行った改革の方向性は正しかったと思っています。もちろんもう少しコミュニケーションをしっかりとりながら進めればよかったといった問題もあったかもしれません。しかし、夕張市の破綻の例にも見られるように、今や自治体財政の危機的状況はまったなしの情勢になってきています。それを考えればやはり改革の方向性は正しかったと思います。破綻して、行政サービスの質が低下し、税金が上昇してから後悔するようでは遅いのです。
木下さんのような方が、これからも活躍できるような日本であってほしいと切に望みます。
コメント
コメント一覧 (1件)
木下元市長さんが元気で頑張ってあると知り、安心さました。佐賀はまだまだ保守的な地区がおおく、疑問に思うことが随分あります。地縁血縁顔見知りで済ませてしまうと、よく耳にします。よそものには戸惑う事が多々ありますね。木下元市長さんはかなり頑張ってあっただろうと思います。