世界的な金融危機の広がりを受けて、麻生総理は追加の景気対策を取りまとめるとしています。また、今回開かれたG7財務相・中銀総裁会議などの国際舞台において、日本として世界に何を求めていくかも大きな鍵です。
私たち民主党としても、金融対策チームを立ち上げて、現下の危機的状況に対する迅速な対応策のとりまとめを行っています。大塚耕平参議院議員をリーダーとして私もメンバーのひとりとして入っているのですが、正直申し上げて、解散総選挙が近いと言われている中、東京での政策活動に十分な時間を割ききれていないのは事実であって、その分、金融対策チームの議論に自分として納得のいく貢献ができているかというとそうではありません。
今回世界で生じている危機的状況については、私自身、財務省で勤務しているときに、IMFに出向してアジア通貨危機・日本の金融危機に対応し、また金融庁で日本の銀行の再生に当たり、通常は体験することのできない経験をし、ノウハウを蓄積してきた自負はあります。本来であれば、党金融対策チームの議論にどっぷりつかって、自分の経験の全てをつぎこんで政策立案に当たるべきところ。
しかし、解散総選挙がいつか、という流れの中で、東京の政策活動と地元での活動とを微妙なバランスで行っていっている状態であって、十分自分の経験を党の政策に還元しきっていないもどかしさがあります。本当に残念です。
つくづく思います。しっかりとした政策面での貢献をするためには、強固な地元基盤を持たなければならない、と。そんなもどかしさの中で、一歩一歩の毎日が続きます。
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