第一次補正予算案についての、与野党協議が続いています。が、今のところはまだ意見の隔たりがある状況です。
特に、財源の部分について、なかなか折り合えていません。
そのような中、第一次補正予算案のみならず、より巨額のものとなることが明らかな第二次補正予算案も視野に入れた議論を行っています。
第一次補正予算案については、私たちは国債発行によらない財源案を提案していて、それが野党の皆さんとは合意が得られていないわけですが、第二次補正予算案となると、国債発行に頼らざるを得なくなることは明らか。
それを前提として、「復興国債」的なものを発行し、将来的に償還財源もしっかり確保していくという大きな方針で、与野党として合意できないかという思いです。
これから生じてくるであろう巨額の震災復興財政需要にしっかり対応しつつ、かつ、財政の健全性も保ちながらマネージしていくには、このような方向性が最も適当ではないかと思われるからです。
復旧・復興という、未曾有の大事業への対応です。やらなければならないことをおのずと決まってきます。あとは、政治がしっかりそれを行っていけるか、です。