私が理事として担当している衆議院財務金融委員会。今国会において、すでにいくつもの法案審議を乗り越えてきています。
関税法等改正法案、IMF等出資関連法案、金融円滑化法案、税制改正の「つなぎ法案」、国際協力銀行法案、預金保険法案、そして今日、初めての大震災対応の法案として、震災対応税制改革法案まで。
大震災後、やっと震災対応の法案を通していくことができたわけですが、これから震災対策のものが続く可能性があります。
目の前には、今日、数字が固まった第一次補正予算法案があります。28日にも国会に提出予定。できれば、29日、30日……とゴールデンウィーク中も精力的に審議を行って、出来るだけ早い成立を期していきたいと思います。
ところがこれへの与野党協議は、いまだ途半ば。与野党協議の内容によっては、補正予算の歳入面に関して、特例的な法案も処理しなければならない可能性があります。これは財務金融委員会の所掌となります。しかし、今日も与野党理事間での意見交換を行っていますが、まだまだ意見の隔たりが大きい状態です。
この特例的な法案については、野党側から「我が党内で承認を得ていくプロセスに、ある程度の日数がかかることもよく考えておいて下さいよ」と釘を刺されました。確かにその通り。その場合には、与野党協議をまとめるタイムリミットは来週早々までにということになるのではないでしょうか。
与野党協議に大きなプレッシャーがかかります。