昨日書いたように、今日、社会保障と税の抜本改革調査会を、大震災後、再スタートさせました。
今日は、震災発生後の政府での議論の状況をヒアリングし、さらに、今後の政府での検討の予定を確認しました。
政府は、連休明けにも厚生労働省による、社会保障制度改革の全体像を議論していきたいという考えです。それに対して、党の調査会として、あらかじめ意見を述べていくという作業が必要になりますので、政府での議論とのタイミングを合わせて進めていかなければなりません。
今日の調査会では、おおむねそのようなスケジュール感での議論について大きな異論は出ませんでした。しかし、実際に議論を始めてみると、想定するスピード、ペースで党の議論を進められるか、不透明な部分があります。
ただ、来年度予算編成のスケジュールを考えると、政府としてはなにがしかの結論を6月末までに出していかなければならないということは理解できるところであり、やはりそれを踏まえて党としても議論も行っていかなければなりません。私も事務局長として、難しい舵取りを迫られる時もあるかもしれません。しかし与党として、そのような難しい議論も、党全体で乗り越えていかなければなりません。覚悟を決めて臨みます。