今日は、ほぼ一日、マスコミの方々の取材への応対や、各省庁からのレクチャーなどで終わりました。
ところで、今日いらっしゃったマスコミの方の中で、これまで親しくさせていただいた方が、今日、「9月1日付で地方に転勤なんですよ」と言っていらっしゃいました。
昨年9月の総選挙以来仲良くさせていただいた方だけに残念。出発される前に一杯やりましょうとお約束。
役所に勤めているときから、マスコミの方々とのコンタクトはできるだけ積極的に行ってきたつもりです。役人生活最後の2年間などは、大手銀行の不良債権処理問題など、マスコミをにぎわす課題も多かったので、深夜に毎日必ず1時間程度は、マスコミの方々と雑談する時間を持つようにしていました。
よく、「マスコミの報道は偏っているから」とか「マスコミ論調は世論とともに大きくぶれるから」とか、あるいは「事実と異なったことを書くから」などといった理由で、マスコミの方々を遠ざける方々もいますが、私はそれは賛成できません。なぜなら、マスコミの報道に偏りや振れなどがあったとしても、それらを含めて、やはりマスコミの論調というのは、世論の大きな方向性を表しているのではないかと思うからです。
ですから、マスコミの論調を聞くというのは世論の流れを知るという意味でやはり非常に重要だし、またこちら側から情報発信する際、マスコミの方々を納得させられないようであれば、広く国民の方々の理解を得ることは難しいと思います。これらを心して臨むべし、です。
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