かずおおじさん

　今日は、午前中、まず教育基本法特別委員会に答弁のために参加したあと、法務委員会に出席して、これまでに引き続いて、信託法改正案について質疑（写真）。

　昼は、九州各県の県会議長、県会議員の方々が上京され、その中で九州選出国会議員との懇談会も開催されたので、これに出席。

　午後の便で佐賀に戻った後は、私の父の兄、すなわち私のおじである、かずおおじさんのお通夜に参列。

　このかずおおじさん、長年農家、かつ町議としてまじめに働く手本のような生き方で、私をはじめいとこたちにとっては大事な精神的支柱といった存在でした。

　特に、私の家系の中ではただひとりの政治の世界の経験者。したがって私もいろいろなことを教わりました。

　昨年、私が財務省を辞めて政治の世界に飛び込むことを相談した際、おじは当然のことながら猛烈に反対しました。しかしながら、私が本当に役所を辞めて、選挙に向けて活動を開始したときには、ハラを決めて懸命に応援してくれました。

　保守地盤の強い佐賀の地です。大変な苦労をかけました。昨年の選挙の際、私の対抗候補の方の選挙カーが通るたびに通りに出て、「おいがご迷惑をかけてすみません」と頭を下げながら、断りを述べ、私の応援を続けてくれていたことは、選挙が終わってずいぶんたってから、おじ本人からではなく、あちこちの周囲の方々から聞かされました。

　そのおじが、昨晩77歳の生涯を閉じました。本当に地道に、地域のためによく働くおじでした。

　おじさん、さようなら。

　おじが私のために広げてくれた支援の輪、これはおじから私への大切な形見として、大事に大事に育てていきます。