今日は、午前中、小城市内で挨拶まわりを行ったあと、昼過ぎの便で上京。
午後は、党財政改革チームの会合を開催して、財政改革案の議論の進め方について議論。(写真)
その後、夜は私の財務省時代の元上司、早稲田大学教授の榊原英資氏の事務所で、他の先輩議員らとともに勉強会。
今日は、年金問題について識者の意見を聞かせていただきながらの議論でした。
地元を歩き回っていると、年金の安心を求める声が大変強いことがよくわかります。しかし今の制度は「100年安心」というキャッチフレーズでありながら、そのような安心感を国民の皆さんに与えるには至っていません。
国会において、このような年金の不安について議論する機会があるか・・・。来年の通常国会においては、政府・与党側は社会保険庁の改革法案を出してくることが予想されるので(もちろん今国会での議論もまだありえないわけではないのですが)、この議論がひとつの機会となるでしょう。
またもうひとつ、来年の通常国会において、政府・与党は厚生年金、共済年金の一元化にかかる法律案を出してくると予想されています。ただし、これについては出してこないのではないかとの見方も流れてきています。
これらの機会を通じて、現在の年金制度の問題点を浮き彫りにしていく必要がありますが、もちろん私の所属する予算委員会でも、年金問題は取り上げていきたいと思います。
もうひとつ、今日の勉強会で出ていた議論。それは我が民主党の年金改革案についても、国民の皆さんにアピールできるような、わかりやすいものにしていかなければならないということ。年金とはもともと複雑な制度です。それについて、わかりやすく説明して、安心感を伝えていく。このことは本当に真剣に考えていかなければならないことです。
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