今日は、宮城県選出の民主党参議院議員、桜井充さんに佐賀に来訪していただきました。
桜井さんは、医師としてこれまで勤務してきた経験を持つ方で、その経験と専門性を活かしながら、国会議員として活動されています。
しかし、厚生労働行政だけではなく、財務金融、あるいは外交問題といった幅広い問題について、突っ込んだ政策議論のできる、すごい先輩政治家です。
今回は、佐賀において、「民主党の医療政策について」という内容で、佐賀の医師の先生方と意見交換、懇談していただく機会を持たせていただくべく、来佐していただいたわけです。
昼に一緒に昼食をとったあと、午後にこの意見交換・懇談会を開催させていただきました(写真)が、さすが、今でも医師としての活動も続けていらっしゃる方だけあって、日本の医療のあり方について、専門的な立場から、またこれを実にわかりやすく説明していただきました。
今の与党の医療政策においては、医療の「質」という視点が欠落しているのではないか、現在の政策の方向性が更に進めば「国民皆保険」制度は維持できないのではないか、それは国民の利益に反するのではないか・・・といった点について話しは掘り下げられていき、2時間という時間が用意されていたのですが、質疑応答も含めると、あっと言う間に過ぎました。
医師会が自民党支持である中で、今日あえて足を運んでくださった多くの医師の方々にも心から感謝したいと思います。
参議院議員にとっては6年間選挙がありません。したがって、その間、じっくりと政策に打ち込むことができると言われています。しかしそのことを勘案しても、桜井さんの医療政策の造詣の深さはすごい、と感心。しかも、地方選挙区選出でありながら、全国を歩きまわって医療制度についての自分の思いを熱く語りまわっているそのエネルギーもすごい。
国会で一緒に仕事をしていて、「熱い先輩だな~」と思っていましたが、佐賀で、国会とは違ったセッティングの中で接して、あらためてその熱さを感じました。
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