4月に入って一週間弱が過ぎました。ガソリンスタンドの価格表示をみると、だいたいどこのスタンドでも1リットルあたり120円台半ばになっています。暫定税率が期限切れになったことが実感として生活に伝わってきています。
他方、この問題について国会での審議がまだ続いていて、結論が出ていないことから、地方自治体において、道路工事などの発注を凍結する動きがでています。
しかしこれは私はいかがなものかと思います。確かに道路特定財源・暫定税率の問題については、国会での結論が出ていません。しかし今国会で議論のテーブルにのっているのは、政府案と民主党案。その内容については、政府案のみならず、民主党案においても、地方自治体における道路予算については従前と同額を確保する仕組みを盛り込んでいます。
したがって、最終的にどちらの案に落ち着いたとしても、地方自治体における道路建設予算は確保されるわけです。しかも増田総務大臣も地方財政に不測の事態を与えないということを正式発表しています。
このようなこともあって、工事発注を保留していない県も多数あります。発注の有無は直接業者の皆さんの業績に響きます。過度に慎重な地方自治体の対応が地方経済に与える影響が、大変心配です。
(写真は、今日よんでいただいた、花見の席で)
コメント
コメント一覧 (2件)
> 確かに道路特定財源・暫定税率の問題については、国会での結論が
> 出ていません。
そりゃ出る訳ないですわな。審議してなかったんだし…
> 政府案のみならず、民主党案においても、地方自治体における
> 道路予算については従前と同額を確保する仕組みを盛り込んで
> います。
歳出はそうかもしれませんが、歳入は?
昨日も小沢代表が高速道路の必要性をTVで訴えておりました。
これまでの経緯含めてまとめると…
1.高速道路は無料化。無料化で効率あがって景気回復
2.高速道路建設は道路会社。税金の投入はなし
えーっと、職員はボランティアで、建設費は詐欺か銀行強盗でもするのでしょうか?
なんというか、道路工事凍結は自民党の民主党に対する嫌がらせ、「工事発注しないよーん。だって民主党が悪いんだもの」って言いたいだけのように見えます。
「金無いから道路作れない」なら、作る必要性はそんなに重要じゃなかったんでしょう。
でも、きっと税率が戻ると「お金入ってくるから仕事くれてやるよ」と言うんでしょうね。
なんか陰湿な嫌がらせにしか見えません(笑)
あと、大串さんに言ってもしょうがないかもしれませんが、ネット規制は民主党案も自民党案もダメだと思います。
両党が示す「有害サイト」ってそのほとんどが海外サーバなので、遮断のしようが無いと思うんですが…
こういう初歩的な事も分からない人達で物事を決めるのは単に天下り先を増やし、無駄な税金をさらに使う事になると思います。