道路特定財源・暫定税率問題について、4月末、そして5月13日に与党による再議決が行われ、現段階での結論が出た今、国会は静かに6月半ばの会期末を迎えようとしています。
会期の延長もおそらくないだろうという観測のある中で、国会は不思議な静けさをかもし出しているような気がします。
もちろん道路予算に関する税金のムダづかいの問題、そして後期高齢者医療制度に関するまだまだ知られていない問題点など、残りの会期でしっかり議論していくべきことはあり、それは当然詰めていきたいと思います。
しかし、国会で審議される法案に直結するものがないので、静かな国会になりそうな予感がありありなわけです。
6月半ばに国会が閉じたあとは、さらにもの静かな政局になるかもしれません。
しかし、道路予算の問題、後期高齢者医療制度の問題、そしてまだまだ未解決の年金の問題など、国民の皆さんの政治そして政策に関する「どうにかしてくれ」という声の熱さはそうそう冷めるものではないのではないかと思います。
国民の皆さんの熱い訴えと、それと対照的な政治のもの静けさ。そんな中でこの夏の政局はどのような動きを見せるのか。私のような政治経歴の浅い人間には、考えても考えても想像がつかない、いままでにはなかった新しい政治状況なのかもしれません。
コメント