麻生内閣の支持率が急激に低下しています。
与党として解散総選挙を行うことはできず、かと言ってまた総理が交代するというわけにもいかず、今後政局はどちらへ向かうのか不透明感が漂います。
そのような動きの中で、政界再編論を唱える人もいます。しかも与党の人の中で。
よくよく考えてみると、与党は与党であり、政権を握っているわけだから、あえて政界再編を唱え権力構造の組み換えを主張する必然性はありません。
現状は、与党の中から再編論が出ざるをえないほど、与党内には閉塞感があるということなのかと思います。
再編が起こることを是とするか否かは、私は国民の意思次第だと思います。したがって、再編が行われるとすると、選挙の前にその姿が示されなければなりません。その姿に向けて国民の投票が行われ是とするか否かが示されるわけです。
果たしてそのような動きになっていくのかどうか。私は疑問だなと思っていますが、どうでしょうか・・・・・
コメント
コメント一覧 (6件)
まだ、その時では無いと思います。
野党の支持率が上がったのではなく、与党支持者の支持率が下がった。
これは、麻生内閣らしさが見えてこない。
そんな不満だと思います。
混迷期に、顔も出ていない、マニフェストも出そろっていない状況下で、再編した所で国民がついて行ける筈がない。
党議拘束を取っ払い、議員同士が本音で話せる位でないと、この閉塞感が漂う難局を再編するのは難しいのでは無いでしょうか?
大串議員にお聞きしたいのですが、民主党って本当に今、政権取りたいのですか?今自民党を叩くのは簡単ですが、与党になったら叩けません。叩かれる側になります。この金融危機に難しい舵取りを任されて、やっていけますか?来年秋まで待って選挙したほうが、勝った場合今よりは楽な運営ができると思うんですが。今すぐやれる!と断言されるなら何をか言わんやですが、もし、その覚悟がないのなら、今は政権に協力するべき時です。
郵政選挙で勝ちすぎたので、自民党代議士は過飽和です。いつ、どの総裁の下で選挙をやっても数は減ります。それが分かっているから、「連立」「再編」とマスコミ受けする言葉で売名するのでしょう。つられて民主党が対抗馬を控えてくれるところまではいかなくても、名前を売れれば結構と。
民主党はつられず、すべての選挙区に対抗馬を立てて、正攻法で行くのが政権への早道だと思います。
ただし、外国人参政権、人権擁護法案、個別国支援、円建外債促進は、マニフェストからひっこめてください。
それから、選挙後も公明党との連立は止めてください。それより、自民党離党組を加えてください。必要な数以上は、必ず出てきます。
風様が引っ込めて欲しいとおっしゃった政策が、まさに私が民主党を支持できない大きな理由です。そしてこれらの改善について、私は悲観的です。何故ならこれらの政策は民主党内で多数派を占める旧社会党勢力の欲するところであり、政策より政局の小沢氏は、彼等の要求を飲むことで党内をまとめている、と私は考えるからです。また公明党との連立について考慮しないのなら、例の参考人招致はとっくに実現されているはずですよね。
>TK43様
外国人参政権、人権擁護法案、個別国支援、円建外債促進、公明党との連立は、自民党もやっていますからね。同じことなら政権交代で、せめて官僚と地方の人脈リシャッフルを願うわけです。
TK43様がお嫌いな「旧社会党勢力」も、教条主義者はほんの一握りで、大部分は現実政治家ですよ。村山内閣が好例です。
民主党内の旧社会党系教条主義者と言えば、まず日教組の親玉興石東氏、他に千葉景子氏や岡崎トミ子氏あたりはクロですね。旧社会党系以外でも近藤昭一氏や円より子氏あたりはかなり教条主義的だと思います。問題は数ではなく影響力です。教条主義者の数は少なくても、その他大勢がノンポリなら、組織全体としては教条主義に流れます。対峙するべき反教条主義勢力が、民主党より自民党のほうが相対的に強いと私は思っているのです。