内閣不信任案は、今日かなりの多数をもって否決されました。
直前の代議士会にて、菅総理から、震災対策など眼前の課題について一定の責任を果たした後に退陣するという意図の表明がありました。これを受けて、不信任案否決に向けての気運となったわけです。
ただし、退陣の時期について、見解の相違がすでに報道されていますが、このような見解の相違が表だって出てくることは好ましくありません。きちんと整理をすべきです。党として、一つの声で話せるように。
一方、今日の衆議院本会議に座っていて、なぜこの段階で、不信任案を本会議で議論しなければならないのか、なぜそのためにこれだけの、総理をはじめ官邸、政府、国会のエネルギーと時間を費やさなければならないのか、本当に釈然としない思いがしました。政争、政局ではない政治の仕事をもっと真正面から行えるように、私たち政治家ひとりひとりの責任は大きいと思います。