いよいよ、今後の日本のあり方について、大きなカギを握ることになる通常国会が開会しました。
冒頭は、野田総理大臣からの施政方針演説。
その中で、野田総理はこう言いました。「何よりも、国政の重要課題を先送りしてきた『決められない政治』から脱却することを目指します」、「今、求められるのは、わずかな違いを喧伝するのではなく、国民の真の利益とこの国の未来を慮る『大きな政治』です。重要な課題を先送りしない『決断する政治』です」と。
社会保障と税一体改革といった、これまで先送りされ続けてきて、さすがに先送りできなくなってきた重要な課題について、野田総理は訴えたわけです。
さらに、野田総理は続けました。「未来に向かって永遠の時間を生きていく将来の世代もまた、私たちが守るべき『国民』です」と。
私は、「すべては子どもたちのために」 という思いを常に真正面に掲げて、政治家としての活動に取り組んできました。今の政治にたずさわる私たちは常に、今の時代を生きる国民とともに、将来の子どもたちの幸せを守らなければなりません。ましていわんや、今のように財政赤字という「将来へのツケ」が、世界一の規模となってのしかかっている日本においては、特にそうです。
この思いを、私も貫いていきたいと思います。