政府と民主党との間で、高いレベルの政策調整、意思決定を行うための場として、政府・民主三役会議があります。
政府側から野田総理、岡田副総理、藤村官房長官が、そして党側から輿石幹事長、樽床幹事長代行、前原政策調査会長、城島国会対策委員長が参加します。まさに、政府・民主党の代表者での会議ですから、ここでの決定内容が、政府・民主党において実行されていくことになります。
これまでの意思決定のあり方に比べて、政府と民主党の関係をすっきり整理できる場として、このような場が定期的に開かれるようになって、私はよかったと思います。高度に政治的な判断が必要となるよう必要な案件について、適時に整理されるようになりました。
あと私が気をつけなければならないなと思っているのが、この政府・民主三役会議での意思決定が、適切に、政府内で、党内で「意思決定されたもの」として的確に実行されるような態勢をしっかり作ることです。
この面は、まだ発展途上という感じがしていますので、私たちのような、この会議の下にいる者のひとりひとりが、その役割を果たすよう配意しながら動くことが、大変重要になってきています。