党の弁理士制度・知的財産制度改革推進議員連盟の総会を開催しました。今期から、私が会長を務めさせて頂くこととなりました。
弁理士の皆さんとは、私が民主党政権で内閣府大臣政務官を務めた際に、知財戦略を担当した時から、様々な面で意見交換を行いながら交流を深めてきました。
弁理士の皆さんにとって、目下の関心事項は経済安全保障法案の行方。
これから衆議院で審議が開始され、私も衆議院内閣委員会のメンバーとして議論に参画していきます。
弁理士の皆さんの懸念は、経済安保法案の中の4本柱のうちのひとつ、「特許の非公開化」にかかるものです。
他のセクションにおけると同じく、法案の規定が曖昧すぎて、どのような運用になるのか見えないという点です。
特許制度のあり方に大きな変更を加えるものであるにもかかわらず、法案策定の過程において、特許の専門家たる弁理士の皆さんには全く相談もなかったそうです。
これらの点は、法案審議の中で、徹底的に明確にしていく必要があります。したがって、十分な審議時間の確保は不可欠です。
