国際政治– category –

「拉致問題を考える国民の集いin佐賀」に参加してきました。 拉致被害者の増元るみ子さんの弟さん、増元照明さんの涙ながらの訴えには、いつもながら胸を打たれました。 また、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」会長、西...

国家安全保障会議（NSC）法案の審議が大詰めを迎えています。私たちは、国家安全保障上の観点から、NSCの設立自体の必要性は認めつつ、今与野党間で考え方をすりあわせられないか、協議を続けています。 私自身、重要だなと思ったのは、NSC会議におけ...

米国の政府債務上限引き上げ問題は、依然としてオバマ大統領と議会との間の対立が解けません。 今月半ばと言われる期限までに一定の合意ができなければ、米国債についての債務不履行状態が生じるのではないかと懸念されています。 この点につい...

オバマ大統領がAPECバリ会合に会合に行けなかったこと、これは国際経政治経済上に大きな余波を生みました。 TPPの「大枠合意」を生み出す勢いを作れなかったことにとどまらず、アジアにおける米国のプレゼンスの低下を印象付けました。 オバマ大...

エジプトにおけるモルシ派のデモに対する政府側の強制排除で、数百人規模の死者が出ている現在の事態を強く憂慮します。 この事態がエジプト情勢の安定化につながるかははなはだ疑問です。他方、今回の事態は中東全体の状況のさらなる不安定化につな...

イラン大統領選で、保守穏健派のロハニ師が選出されました。 私はこの結果を率直にポジティブな動きとして評価したいと思います。 イランの核開発を巡る動きは、それに危機感を募らせるイスラエルの強硬な姿勢とあわせ、国際社会の極めて深刻な...

今日、横浜で開催されていたアフリカ開発会議（TICAD）が閉幕しました。この数日この会議を通じてのアフリカ支援について、報道がされていましたので、ご覧の皆さんも改めて「アフリカへの支援か」と思われたのではないでしょうか。 アフリカへの支援...

今日内閣官房、防衛省関係者から、自衛隊のPKO（平和維持活動）の現状について報告を受けました。 先般、ゴラン高原、ハイチにおける長きにわたったPKOを終了させ、現在は南スーダンにおける活動のみが継続しています。 この南スーダンにおけるP...

最近の北朝鮮の、国際社会への挑発的な言動は常識的なレベルを超えています。北朝鮮の内部の、どのような力学から、このような極めて異例な「瀬戸際戦略」が出てきているのか、外側から観察しづらいことが、この国の扱いをより難しくしています。ただ一点...