STAP細胞。私にはまだ十分理解できないけれど、すごい発見であることは間違いないようです。
若い研究者の小保方さんが取り組んできた成果。こちらも喜びが伝わってきます。
私は長く、日本の研究開発について政府予算の面からかかわってきました。その中で、全世界の科学技術をめぐる大きな流れに対して、なかなか戦略的に方向性を定められない日本の科学技術政策のもどかしさを感じてきました。
しかし科学技術は間違いなく日本の基本的な重要な力。既往の考えや仕組みにとらわれず、戦略的に科学技術政策を方向づけしてく体制をしっかり構築していくという、政治側の責任を改めて思います。