今日は、東京で応援頂いている皆さんと定期的に行っている、「大志会勉強会」を開催しました。
私の財務省時代の後輩、現在慶応大学で教鞭をとっている小幡績さんに講師として参加してもらいました。
私から今日、皆さんにお伝えしたかったことは「格差」の問題。今日本では経済的格差が急速に拡大しています。
特に、若い世代の非正規雇用の増加は若い世代での格差拡大をもたらし、若い世代が結婚に踏み切れない、したがって少子高齢化も結果として加速させてしまいます。
そこで、富の再分配政策が必要となるのですが、それは社会政策としてだけではなく、そこから消費を生み出し需要を作り、人材育成を支援して供給力を高めるという、経済政策の面からも必要ということ。この点はこのブログでも何回か書きました。
奇遇だったのは、今日司会をして下さったのは、東洋経済新報社に勤める友人でしたが、今週発売の「週刊東洋経済」の特集は「『21世紀の資本論』が問う 中間層への警告」。まさに今日私が話したようなことと重なるテーマ。
私はこの点、秋の国会に向けて同様の注目が集まっていくと見ています。