民主党の選挙公約が、今日発表されました。
マスコミの皆さんから、「以前のマニフェストのような、具体的な数字の公約が入っていませんが」との質問がありましたが、これは、前回衆議院選挙での大敗の後、党の改革創生本部を立ち上げて、党の再生の議論をしてきたことが背景にあります。
私もメンバーのひとりだった、党改革創生本部での議論で、マニフェストについても議題となりました。そこでの大方の意見は、あまりに具体的な数字を公約にあげるよりも、何を目指している党なのか、党の立ち位置はどこにあるのか、その理念をしっかり示すべきではないかということでした。私も同じ意見でした。
今の安倍自公政権に対して、私たちの立ち位置は明らかです。思想的に右傾化を強める安倍政権に対して、私たちはより穏健な保守、中道の道を行きたいと思います。
小さな政府を志向し、格差がどんどん広がる安倍政権に対して、私たちはより格差の少ない、みんなが共に生きることを実感できる社会を作りたいと思います。それは結果として、デフレからの脱却を含めた経済再生にもつながる道だと、これまで長く経済問題に取り組んできた私としても思います。
訴える事柄は定まっています。