今日の民進党代表選候補者集会の記者会見の際に、ネットや一部報道でも出ていた、蓮舫さんの国籍の問題についての質問がありました。
蓮舫さんがそれに対して答えたのは、私が理解するところでは、
ー 1985年に国籍法が改正されて母親の国の国籍を持てるようになったことから、すぐに日本国籍を取った上で、国籍法14条における日本国籍の選択を宣言した。
ー 同様に、父に同行されて、台湾の機関に行き、台湾語を話せる父とともに手続きを取ったので、その時に台湾籍を離脱したとずっと認識してきたし、今もそういう認識。(台湾の国籍法では、未成年者が国籍を離脱する時には親とその手続きを取らなければならないとされています)
ー 一方で、今般にわかにこのような話題になっているので、当時のことを確認しようとしているが、時間のかかる中でいまだ確認には至っていない。
ー さらに一方で台湾籍離脱の手続きを、念のために改めて行うこととしている。
ということだったと思います。
私の長男、長女も米国で生まれで米国籍を持っているので、いわゆる二重国籍。慎重な取り扱いを要することは言うまでもありません。
ただ蓮舫さんの場合、本人の認識としては台湾籍からはかなり以前に抜けていたということであり、確認をする、念のための手続きをとる、それが今とりうる最善の道ではないかと思います。