民進党臨時党大会が開催されました。新しい代表選び。その結果、蓮舫さんが新代表として選出されました。
女性、新世代、そして発信力のある蓮舫さんを先頭に、巨大与党に相対峙していく体制を築いていきたいと思います。
そのためには党が一丸となること。これから行われる人事も含めた党体制確立の中で、その方向性が見えてくると思います。
代表選の間、蓮舫さんの国籍の問題が取り上げられました。台湾籍が残っていることを先般発表しましたが、これが違法ではないかという一部報道もありました。しかし、そうではありません。
なぜなら、確かに蓮舫さんは、昭和60年、17歳の時に届け出て日本国籍を取得しました。そしてその後、国籍法14条に基づいて、台湾籍ではなく日本籍に対して「選択の宣言」を行った状態にあります。
その場合、国籍法16条によって、台湾籍を放棄するよう「努力する」ことが求められます。
蓮舫さんは、17歳の時に台湾籍を抜いたと思っていたが、実際はそうではなかった。一方すでに蓮舫さんは、改めて台湾籍を抜くべく台湾の駐日代表処に対して手続きを行っています。すなわち日本以外の国籍を抜く「努力」を、法にのっとった方向ですでに行っています。
したがって、現在の蓮舫さんのおかれた立場が違法などということはありません。このことは明らかにしておきたいと思います。
台湾籍を放棄するための手続きは順調に進んでいると思います。近々これが完了すれば、蓮舫さんの国籍に関する問題は、最終的に落ち着きます。