今日内閣官房、防衛省関係者から、自衛隊のPKO(平和維持活動)の現状について報告を受けました。
先般、ゴラン高原、ハイチにおける長きにわたったPKOを終了させ、現在は南スーダンにおける活動のみが継続しています。
この南スーダンにおけるPKOは、私がPKO担当の政務官時代に派遣を決定したものであり、私自身思い入れが非常に強いものがあります。
一時期は、世界の各地で同時並行的に数箇所でのPKOを行っていました。「その頃のオペレーションは大変でした」 今日報告に来てくれた事務官も言っていました。それが今や南スーダン一箇所。
もちろんたくさんの場所でやっているからいいとか、少ないからよくないとかそういう問題ではありません。ひとつひとつの任務をしっかり果たすことが重要であり、現地の厳しい環境下で頑張ってくれている自衛官の皆さんには頭が下がります。
今南スーダン一箇所でPKO活動を行っている現状を踏まえ、今後の日本としてのPKOに対する方針をまたしっかり考える時期に来ているのではないかと思います。