参院選で大敗を喫した私たち。
私としては昨年末の衆院選の大敗もショックでしたが、今回は衆院選、都議会選に続いてですから、はるかに深刻にとらえています。
私たち民主党は、野党に対して野党としての役割を期待する国民の皆さんの期待に、残念ながら全く応えられていません。すなわち、その存在自体の意義が問われています。
「解党的出直し」が必要という声がありますが、「解党的」では足りないくらいの生まれ変わりが必要です。
しかもそのために、党所属の議員ひとりひとりがこの一瞬一瞬、全力で取り組んでいることが必要だと思います。「大人の知恵」は不要。全ての力を出し切って突っ走るべきだと思います。
そう考えた時に、海江田代表を含む執行部の責任を不問とすることで、全ての力を出し切って突っ走っていると、国民の皆さんにそう受け取ってもらえる体制になるのか、私は疑問です。
今までと同じ民主党は国民から否定されているという前提に立って、何をすべきかを考え、しかも考えられることは全てやり遂げる覚悟が必要な時に来ているように思えてなりません。