東京でご支援を頂いている皆さんとともに「東京大志会」を開催し、私の方から近況、そして国政の状況を報告させて頂きました。
この間、新型コロナウイルスへの対応、そして野党の合流、さらには政府与党側での新内閣の登場と、大きな動きがありました。
それらに加えて、今、日本は、いや世界全体が大きな変化の中にあると私は考えています。
私たち、新立憲民主党がその設立において訴えたように、新自由主義に基づく、単純な「小さな政府」志向、「官から民へ」志向が経済を成長させる解決策ではなかったことが明らかになっています。
この20世紀において、世界はこれまでの経済学の考え方に則って比較的高い成長を達成してきました。しかしその時代は終わりを告げました。
私たちが当たり前だと思ってきた「資本主義」というもの自体について、大きな考え方の変更すら求められるような歴史的な転換期を迎えています。
その中で、政治が指し示すべき社会像も、歴史的な転換を踏まえたものでなければなりません。
私たち新立憲民主党は、まさにこの転換期において、社会像を変えていくことを提唱しています。
今の政治に必要なことは、単純に競争を煽ることではありません。必要な支え合いを提供することです。
それが新しい時代における、経済成長にも至る道です。