秋のこの時期には、各地区ごとに神社の清掃、草刈り、川・水路掃除などが行われます。私の地元では「区役」などと呼ばれています。
要は地区民総出で、自分たちの住む環境を整備するわけです。私の住む地区では先週に行われました。そして今日は、各地の様子を激励してまわりました。
地方は人口減少にあえいでいる現状ですが、その結果、このように地区民で自分たちの住む環境を整備することすらできなくなるのではないかという危惧の声が聞こえてきます。
日本の抱える問題点のひとつは明らかに都市部への人口の過度な集中。都市と地方の格差を生み出し、ひいては日本全体の活力を削いでいます。
明日から秋の国会が始まりますが、菅政権においては、この問題にどう取り組むのか。
徹底した地方分権、分散化経済の構築が不可避です。そこに菅政権は切り込むのか。議論していきたいと思います。