今日の国対ヒアリングにおいては、東京オリパラ汚職問題を取り上げました。
オリパラ組織委員会の高橋理事が受託収賄罪の嫌疑で逮捕される事態となっているこの事件。世界に誇るべきイベントでこのような結果となったことについて、政府として責任はないのか、ここが大きな論点でした。
しかし政府(スポーツ庁)からの答えは、「組織委員会が説明責任を果たすべき問題」だと。政府に責任があるとは絶対に認めません。あくまでも責任は組織委員会だと。
しかし組織委員会はすでに6月末で解散していて今は清算作業中です。ですから、こんな国際的に恥ずかしい事件が起こりながら、誰も責任をとらないという、あり得ない状況です。
東京オリパラについては、招致の段階でも、当時のJOC会長の竹田氏が汚職疑惑で退任するという事態となりました。「カネ」との関係で問題が起こりかねないという前提で、組織委員会の活動も政府がより注意深く管理する必要があったのではないか。