今日は、公明党の新執行部の皆さんが、我が党幹部に対してもご挨拶に来られました。
いよいよ来週月曜日から国会が始まり、激しい論戦が交わされることとなりますが、今日はしばし和やかな懇談でした。
さて来週からの国会、12月10日までということですが、まだ政府からはどのような法案がどの程度出てくるのかという説明もありません。
特に選挙対策委員長としての私が気になるのは、衆議院選にかかる定数是正、いわゆる「10増10減」の法案の取り扱い。
これはもともと、一票の格差について違憲判決が出されていたところ、国会も関わる形でアダムズ方式による是正を提唱して、それを受けて政府が今回のような「10増10減」案を出してきているという経緯があります。
それを、自民党の中で、各選挙区での候補者調整が難しいからといって、これを遅らせるというのは、身勝手もいいところです。
この法案の取り扱いは、岸田総理が自民党内をしっかり抑え、統治できているのか、ということの試金石とも言えます。