今日は、朝、まず、全国から研修を受けるために上京していらっしゃる消防署幹部の方々(実は私の義兄も含まれています)の訪問を受け、消防行政の現状についていろいろお話しを聞かせていただきました。
その後、小沢代表の参加のもと、第一回の「政権政策委員会」が開催され、私としては政策調査会副会長としての立場でこれに参加(写真)。午後は、神奈川県に移動して、衆議院補欠選挙神奈川16区の応援に参加。
ところで、この政権政策委員会、何かと言えば、9月末の臨時党大会において、小沢代表の再任とともに設置された機関です。その役目は、小沢氏が代表再任の際に示した「私の基本理念」をもとに、これを肉付けしながら、来年の参議院選に向けての、党としての基本的な政権構想をまとめることです。
来年に入れば参議院選に向けておそらく相当な「選挙モード」になるであろうことを考えれば、作業ができる時間はおそらく年末まで。約2ヶ月間の間に大急ぎでまとめなければなりません。
時間に限りのある中で、政権交代をめざす立場の党として、どの程度の細かさのものをまとめるか悩ましいところですが、そこは小沢代表の考えは、「野党なんだからきちっと数字まで詰めに詰めて議論することはもともと無理。国のかたちについての基本的な考え方が示せればいいんだ」というものであって、その点は現実的でよし。
ただし、自民党側から簡単に突っ込みを入れられるような粗いものでも、やっぱりだめなわけで、基礎的な部分についてはある程度の精緻な議論と、しっかりとした考え方が必要です。
政権政策委員会の末席に加えてもらって、実務をあずかる私としては、まさにそのような政策の精査の面での貢献を期待されているのでしょうから、頑張らなければなりません。
基本的な政権政策を党全体でとりまとめることは、政権交代に向けて党が一丸となって進んでいくためには絶対に不可欠です。今まで「民主党はいろんな意見でバラバラ」などと揶揄されてきましたが、今の小沢民主党であれば、基本政策のもとに党全体がまとまることは十分可能であると思います。
党内で政策作りをあずかる者としては、このような仕事に携わる機会を得たことは大変ありがたいことです。気合が入ります。
コメント