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これが地方自治か??

2006 6/25
政治一般
2006年6月25日

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 今日は、午前中、杵島郡での挨拶回り。


 午後は、多久市で開催された「地方を守れ!闘う地方緊急総決起大会」に来賓として参加し、ご挨拶(写真)。その後は、自衛隊佐賀地方連絡部創立50周年記念式典に参加してご挨拶。


 さて、今日のこの「地方を守れ・・・会」ですが、これは佐賀の県知事をはじめ、その他の市町の首長の皆さん、地方議員の皆さん。そして県選出国会議員が参加して行われたもの。


 現在政府・与党において「歳出・歳入一体改革」の議論が進んでいる中、地方交付税について、それをさらに削減する、あるいはその仕組みを変えて面積と人口のみを基準として配分するといった提案が盛り込まれていく可能性があります。


 そんな中で、そのような提案が国の政策として採用されては地方の切捨てになって、大変問題だ、ということをアピールするために開かれた会でしたが、私の目には、この会はどうも不可思議な会合でした。


 現在地方交付税がさらに削減されようとされていること、あるいは新しい仕組みの構築が求められているのはなぜか。それはこれまでの自民党政権下で、財政のいろんな無駄遣いの結果、国・地方の財政状況がほとんど破綻状況に至っているからです。


 その破綻具合は本当にひどく、対症療法では対応できません。国と地方の財政関係では、国から地方への抜本的権限委譲を行って、また同時に国から地方へのひも付き補助金を抜本的に廃止し、また地方に自主税源を大胆に移譲していくなどの、根本的な地方分権改革が絶対に必要です。


 しかしそれは今の自民党政権下においては実現しません。なぜなら、中央集権の制度のもとで、中央からの補助金をバラまいて今の権力を維持しているのが自民党だからです。自民党は当然権力を維持していこうとします。ですから大胆な地方分権などはありえないのです。


 ですから、未曾有の財政危機を目の前に、地方交付税を減らしてつじつまをあわしておこう、ということになるわけです。今の政治状況では抜本的な地方分権など行われそうにないので、おそらく来年も今年と同じような会合が繰り返され「地方交付税を守れ!」と同じように叫ばれていることでしょう。


 壇上で地方自治体の方々が「地方交付税を守れ」と気勢を上げられる中、同じく壇上に来賓として呼ばれているのは、私と原口一博代議士を除いては残り6人、すべて自民党の国会議員。


 今の国・地方の制度を維持することでしか今の権力を維持できない自民党の国会議員が、抜本的に国・地方の制度の見直しをし、地方交付税が危険にさらされることのない制度を作っていけるとはとても思えません。


 今日採択された決議の中の一項目に、「内閣・政府は(地方六団体が作った)『地方分権の推進に関する意見書』を真摯に受け止め、その実現を図る」とありました。今日参加した国会議員も全員これを認めたうえで、この決議を受け取った上で、「ガンバロー三唱」を行っていましたが、本当に自民党国会議員の皆さんはこれが実行できるのでしょうか???その内容は絶対に今の自民党政権では実行のできない内容なのです。それでもこれをみんな受け取ったということは、その内容も知らなかったということでしょうか???(内容も知らないで会合に臨まれたということでしょうか??)


 ちなみに、我々民主党はこの『意見書』の内容、かなり意見が一致していて、違和感は全くありません。というのも、私は党財政改革チームの事務局長代理として財政改革案の検討を行っていますが、我々の現在の改革案においては、この『意見書』の内容と沿ったものとなっているからです。


 そんなこんなで、今日の会合、なんとも不可思議なものでした。


 私は、「交付税を本当に守りたかったら、国から地方への抜本的権限委譲、それに見合った抜本的な財源移譲といった根本改革を行わない限りダメ」といった趣旨の挨拶をしましたが、実は、「政権交代することが一番の近道」と述べればばよかったと思って後悔しています。主宰者の方のことが気になって、そんなにはっきりした物言いをしなかった自分にやや自己嫌悪です。


 何も自分の所属する民主党を勝たせるためにこのようなことを述べているのではないのです。本当に、政権交代が起こるような状況にしないと、地方が真に安心できるような状況にはならないんです。今の制度が維持されることを前提としていては絶対に安心できるような状況は来ません、ということを心から訴えたいだけなのです。今の制度・・・政治のあり方を含め、今の制度が続く限り、いつか地方は切り捨てられます。私にはそのことがはっきり見えます。


 なんとも、不可思議な会合でした。これが地方自治の現場なのですから、本当に不可思議です。

政治一般
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • E・H より:
    2006年6月26日 6:56 AM

    本日の日記に書かれたような不思議な現象が身近によく見られます。政府はダメだの,自民党はおかしいなど平素は不平不満を言いながらも,いざ選挙となると,農林漁業関係,婦人会,お年寄りなど一番目覚めて欲しい層の人達も,自民党に投票されるという不可思議な現実がたくさんあります。ここが一番の課題です。壊してしまっている自民党の議員さん方に先生先生としっぽフリフリの状況を打破しなければ前進はありません。大串議員さん遠慮せずずばりコメント期待しています。

    返信
  • 大串博志 より:
    2006年6月27日 11:57 PM

    EHさん、コメントありがとうございます。確かに現状の問題点をわかりやすくズバリ説明していくことで、皆さんの問題意識を喚起していかなければなりません。いかに熱をこめて、この思いを伝えられるか、支援者の方々とお会いするひとつひとつの場が真剣勝負の場です。

    返信

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